動かないから太るのか、太っているから動くのが面倒なのかは分かりませんが・・・

日常の小さな事でも動くのを面倒がらない人は、そうでない人よりもエネルギーの消費が多くなるので、同じだけ食べていても太りにくくなるのは当然。
毎日のことですから、積もり積もればバカにならない差となって出ますよね。
現代生活は、できるだけ動かずに済ませられるものが溢れているので、ダイエットという意味では困るのですが・・・。

大昔は洗濯板でゴシゴシやっていた洗い物も、今では全自動洗濯機のボタン一つで全部済んでしまいます。
テレビやエアコンのリモコンも、今いる場所から動かずに機器を操作できるので、ゴロリと横になったままで何でもできる状態。
一日中パソコンの前でネットしてるだけでも、無限に楽しいですしね。（笑）
そんな中で、ちょっと遠くにあるハサミ（とは限りませんが）を取りに行くのを面倒がらずに「これもダイエット」と思えば、動くのが楽しくなるのではないでしょうか。
家の中でもチョコマカ（笑）と動いて、エネルギーを消費しましょう。

「◆◆◆ダイエット」とか、ダイエット用食品、痩せるための道具や体操など、実に色々なダイエット方法が話題になっては消えて行きますね。
どうしてこんなに新しいダイエット方法が、次から次へと出てくるのでしょう？

答えは３つ、まずそれで儲けている人達がいるからです。
ダイエットの解説本、食品、薬まがい？のもの、運動に必要な用具など、とにかく「痩せる！」とうたえば簡単にお金を落としてくれる人がいるので、いい商売なんですよ。
もう一つは、ある方法でダイエットに失敗したり、一時的に痩せてもリバウンドした人達が現実に多数いることで、「今度は別の方法で上手くやるぞ」と新しいものに飛びつくのでしょうね。
これら２つは、自動車の両輪のようなもので、共存共栄関係？にあるわけですが・・・・・・

３つめは（これが一番大事なんですが）、世間で「話題」になるようなダイエット法は、長期間続けるのが難しいものが多く、結局飽きるか挫折して失敗に終わるからでしょう。
つまり必ず成功するダイエットの「決定打」なんて無い・・・というのが、無数のダイエット法が存在する理由なのです。

「話題になっている」ダイエット法なんて、あまり信用しないのが利口だと思います。
色んなダイエット方法に際限なく踊らされるのは最悪のパターン、いいカモにされていることに気づかなきゃダメですよ。
本当のダイエットは、マスコミで話題になるような派手なものではないのです。
ただひたすら、「まともな食事」と適度な運動習慣（何かスポーツをやる、ではなく）を、地道に続けることだけなんです。

ダイエットといえば食べる量を減らすとか、極端な場合はほとんど食べないとか、一般的にはそういうイメージです。
でも、本当ににダイエットが必要なほど太ってしまった人は、たぶん「まともな食事」をしてなかったんだと思います。

まともに食べていないから、余計なもの（お菓子や手軽に食べられる加工食品、甘い飲み物など）でエネルギーを取っているのでは？
それでは摂取カロリーの割に栄養のバランスが悪いし、結局太りやすい体質になってしまいます。
その状態のまま食べる量を減らしても、健康的なダイエットは無理でしょうね。



「食事」はちゃんとしましょう！
ちゃんと ──── とは、必要な栄養分がバランスよく取れるように、十分な量を食べることです。
そうすればお腹の持ちも良いので、無駄な間食をしなくなるし、嗜好食品への依存度も下がります。
何よりも食事の後の満足感が違うので、気分良く過ごせるのですね。

「食べる」ことはとても大事なのです。
食べないと太りますよ。